日新聞で廃業予備軍127万社の衝撃、という記事を目にしました。
中小企業の経営者が高齢化し、しかも後継ぎ不足が深刻。
このままだと後継者不足で廃業に追い込まれる予備軍が127万社
もあるというのですから、状況は深刻です。
※参考
定年退職年齢も上がり、かなり高齢になるまで仕事を続ける人が増え
ている時代、経営者も例えば80歳を超えて尚バリバリ前線で活躍する
スズキ自動車の鈴木社長のような方が増えていくのだとは思いますが、
一方すでに人口は減り始め、急速に進む少子化の時代においては、
このままだと後継者不足の問題も深刻化の一途をたどるのかもしれません。
私自身、これまでのキャリアの中で製造分野の中小企業でお世話になった
人間ですが、日本の強いモノづくりを支えてきたのは紛れもなくこれら
中小企業だと思っています。その中小企業がこれほどの規模で
存続の危機にあるとすれば何らかの対策は必須。政府も事業譲渡等に関する
税制の改正(事業関連の相続税等負担減)を進めているようですが、
事業自体を受け止める場所、人材といった器の方の構築も急務のように思います。
中堅・大手への吸収合併という道もありだとは思いますが、長期的に考えて
海外人材は海外リソースの活用を視野に入れても良い時代だと思います。
国内での後継者探しをあきらめ、海外の優秀な人材を育てた上で、事業自体
をその人材の母国に移す、という会社の存在も時々耳にしますね。
私共APEC経済交流事業共同組合では、事業や経営のサポート・支援、また
技能実習生事業で海外人材の活用のお手伝いを通じ、こうした中小企業経営者
の皆さまが抱える課題に一緒に取り組ませて頂いています。また、海外視察等、
海外リソースの活用につながるようなイベントや活動も行っております。
まずは是非お気軽にご相談頂けたらと思います。
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